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朝走行せず少し時間があったので気ままに本棚の整理

10数年前に古本屋で買った一冊の文庫本が目に止まる

三島由紀夫「美徳のよろめき」

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今じゃ「不倫」なんていやな言葉になってしまったが当時は

「よろめき」といった。

よろめきマダム、よろめきドラマ。〈よろめき〉には姦通、浮気だけでないニュアンスがあった

お二人の関係が決定的なところまでゆく前の愉しみ、こころのゆらぎ、動揺なんてのも入ってしまう

「いきなり慎みのない話題ではじめることはどうかと思われるが、倉越夫人はまだ

 二十八歳でありながら、まことに官能の天賦にめぐまれてゐた」

くくくううう、はじまりからこんな調子しびれます

日活で映画化されてますがわたくし御年7,8歳見ておりません

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月丘夢路と三國連太郎、お二人ともとてもお若く魅力的ですね

当時の貸本わいせつ雑誌にも頻繁によろめきのフレーズが見られます

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よろめきのシチュエーションは判で押したように中流家庭のご婦人、家庭がからみます

相当長くこの〈よろめき〉は使われていたが今ではもう死語になってしまいましたね

よろめくではなく「ウチのばあさんよろけて転んで骨折った」てな使われ方は多いですね


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