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書家・石川九楊(きゅうよう)の警世の書です。(祥伝社刊)
090815けん坊他 040

毎日パソコンに向かい横書き打ち

精神と使い勝手の矛盾を感じながら読みました。

冒頭の言葉。
 
  この時期に、言葉と書字と時代の関わりについて考えてみました。
  社会の珍奇な変貌を社会学的に分析するのでなく、また精神・心理学的に
  対症療法を処方するのでもなく、生活者が日常の生活の中でどのように
  現状克服の願いを込めればいいかについて、<普通者>の視点から、
  考えていきます」


「現在の人間の精神は制御不全に陥っている」として、
その要因を3点掲げている。
 
 ①行き過ぎた市場主義のもとでの価値の不定、浮動化

 ②パソコン、ケータイといった現代商品の氾濫のもとでの社会的制御力の低下

 ③上記2点、行き過ぎた市場主義と現代商品の氾濫により、言葉が力を失い、
  社会の文体が破壊されたこと


わたくしも街中、電車、飲食店などただただ画面を見つめピコピコ親指だけがせわしげにボタンを叩く姿を見るにつけ、またケータイ命と手にしっかり握り締めている10代・・・・・まったく同感です

ここ十数年であっさり捨て去った「手書き・縦書き」、なし崩し的に浸透した「キー入力・横書き」との間に失われたものの大きさを明示します。

縦に書く」ことは、おのずから重力を感じることであり、自省と自制が働く。

腑に落ちない出来事が生じたら、パソコンから離れて、縦に書いてみてください。

手書きで縦に書くだけで何かが違う。

郵便物への宛名、内容は出来得る限り重力を感じながら書こうとしますがすでに横書きに慣らされた脳はぎごちなく抵抗する兆候が出ています。


努めて日常動作として縦書きを組み入れることにしていますが・・・・

あとひとつわかったこと

090815けん坊他 043

30代から下の年代の人の7割以上の人が上の形だそうです。

基本的な持ち方が出来ない。

私も不思議でした。なんであんな書く力が逃げていく持ち方をするのだろうと。

著者いわくシャープペンシルがこうさせたと

シャープペンシルは立てないとすぐ芯が折れてしまうから、またボールペンは寝かし過ぎるとインクがかすれて出ないからです。

なるほど

蛇足ですが縦書きの新聞は日本と台湾だけだそうです。
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