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私の赤くてやわらかな部分 平田 俊子
20091013 013

逃げられた男との別れを引きずり飛び乗った電車

終着駅に降りたち寂れたホテルに泊まり続けその町での出来事と過去が交錯して綴られる


著者は平田俊子は1955年生まれ、うちの奥さんと同年齢

読むまで知りませんでした、この人。

詩人・劇作家・小説家そうですね、詩集とか演劇は苦手な分野なので当然か

立命館大学文学部日本文学科卒。

装丁は赤にこだわっています

カバーを外せば、まるで赤い箱

主人公、まなみは恋を失ったばかりの30代女。

会社の上司の追悼お別れ会に参加した夜、どうしても家に帰る気にならず、行き先も決めずに電車を乗り継ぎ、たどり着いた終点の町にそのまま居ついてしまう。

そこでいっぷう変わった食堂の常連になって・・・

そこはお子様ランチ専門だけれど大人が学生服にランドセルをしょって食べにくる?

別れた男はどうしようもない奴だった。
だけどものすごく好きだった。
そいつを好きになる自分もどうしようもないやつだった。

わからん。女ごころと秋の空、でも秋空のほうがうそがない

読み進むことをためらいたくなる物語も作者・平田俊子の手にかかれば、ひりつくユーモア・センスと新鮮な言葉づかいのお陰でおいしくいただける味になってしまう。

笑っちゃうのが毎日チェックイン、チェックアウトを現金で繰り返す駅から限りなく遠い
名ばかりのステーションホテル

初代が亡くなり二代目オーナーと弟 父親が付けた名前が兄が八十八、弟が照穂

八十八 <やどや> 照穂 <テルホ> やどやとホテル

付けた初代の名前は民宿<たみやど>

ホテルの宿帳に書いたまなみの名前が勤め先が京橋なので京橋近子<きょうばしちかこ>;

しかしそれだけでは済まされない。

食あたりは必至である。へんてこな祭りもアル。

すべて夢の中で起きてる赤い話です。

二つ星半というところか。

しかし言葉を大切に使ってるなということはびんびん来ます
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