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悼む人 天童荒太

主人公は坂築 静人 さかつきしずと
週刊誌の特派記者 蒔野 抗太郎 まきのこうたろう
静人の母 巡子 じゅんこ
夫を殺し四年間の刑期を終え出てきた奈義 倖世なぎゆきよ
静人を中心に話は進みます。「死」「悼む」とはどういうことなのか
世間一般に言う手を合わせて亡くなった方を思いやる
とはまったく違ったものであります
生活習慣に馴染まないこころの青年で数年新聞他で知った死者を
訪ね歩き悼む
小説というものはどこかウイットというか少しは心を和ませるとか
笑わせるとか洒落とか風刺がはいるのですが一切ありません
体調のすぐれないときに読んだせいもあるかもしれませんが
息苦しかった。
続編としてオール読物に「静人日記」を連載中
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