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言い残しておくこと 鶴見俊輔 作品社
装幀、いいなあと思ったらやはり菊地信義

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森毅の本を読んでいると絶えず鶴見俊輔の話が出てきます。

学生時代ベ平連で小田実と行動をともにしていたこと
雑誌「思想の科学」に創刊から関わっていたこと

朝日ジャーナルにいつも寄稿していた
「九条の会」で大江健三郎と講演をペアでしていた

これくらいしか認識がなかったのですが

これの読後、育ちの良さとはこういうことかと感慨深く思いました

おじいさん(母方)が大政治家後藤新平、父親は作家、政治家、官僚であった鶴見祐輔
現在88歳

彼を知る入門書であり思想の集成書でもあるインタヴュー集

冒頭おふくろはターリンということから始まります。

「お前は悪い人間だ」と言われ続けて育った鶴見は、子ども心に「悪い人間として生きる」ことを選んだという。

注釈が驚くほど充実しており編集者増子信一氏は大変な労力と時間をかけた事に驚きます

(鶴見を熟知し付き合いも長くなければココまでやれない)

ひとつのテーマでしゃべるとそれに関連の文章がならぶ。

ベ平連、脱走兵援助、等々、数も半端じゃなく本文より多いくらいです

だいたい哲学者は難しいのが当たり前、小難しく前へ読み続けられないものが多いんです

これは年齢がなせるワザというかまったく気負いがありません

最後に長谷川町子、一条さゆりの旺盛な自立心、日本自前のフェミニズムを絶賛する

一条さゆりから稿を起こした「アメノウズメ伝」リブラに早速予約を入れました

すらすらと読むわけには行かないけれど

これからの人生の処し方の参考になります
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